中野智文のブログ

データ・マエショリストのメモ

M1 mac で sdカードの消えた写真を無料で復活させるまでの長い道のり

背景

  • 運動会で撮った (micro) sdカードが読み取れない!
  • 無料(Free)と書いてある全てのソフトが有料だった!
  • TestDiskというコマンドラインだけど無料のソフトが見つかった!
  • M1 Macに対応していない(涙 イマココ

方法

準備

git clone https://git.cgsecurity.org/testdisk.git

Install を読むと、Xcodeが必要と書いてあった。 開発マシンという名目のマシンに今更Xcodeをインストール(ダウンロードに結構時間がかかる)

$ autoreconf --install -W all -I config
zsh: command not found: autoreconf

aotoreconf 入っていないエラー。そんなコマンド名20年ぶりに聞いたよ。

$ brew install autoconf automake

build

(本当は作業用のディレクトリで作業するのかもしれんが)

$ autoreconf --install -W all -I config
$ ./config
$ make
$ sudo make install

色々警告が出ていたかもしれない(数百行以上)が、 インストール完了。

こうなっていたら無事インストールされている。

$ ls /usr/local/bin
fidentify   photorec    testdisk

本当必要なのは、photorec コマンド

適当な保存ディレクトリを作成しておく。

次のコマンドで対象となるデバイスパーティション)を(サイズなどをヒントに)選び、抽出開始。

sudo photorec

結構時間がかかる(1時間くらい?)

まとめ

一月1万近いサブスクリプション費用を払わずに済んだ。Freeといっているのに、Freeじゃないから、サブスクリプション費用を払っても、Pro買えみたいな詐欺の可能性もあるので、1万円よりもっと高かったかもしれない。(まとめじゃない)