Jira core をワークフローツールとして使う
背景
Jira core を workflow として使うときのメモ。日々更新。
なぜ Jira を使うのか
決められたフローに従って処理をしてほしい。終わったら、ボタン一つで次の人にアサインして欲しい。
用語
プロジェクト
一つのワークフローを持つことができる。またボードを持つことができる。
ボード
ステータス上の課題(チケット)をみることができる。カンバンボード。
ワークフロー
ステータスとトランジッションからなる。 ワークフローの各ステータス上を課題(チケット)がトランジッションに従い移動する。 後述するワークフロースキームに紐づくとアクティブとなる。コピーされたワークフローは非アクティブの状態である。非アクティブでないと編集できない。
課題
課題(チケット)はタスクのような単位。課題はステータスや、課題フィールドといった複数の属性を持つ。
ステータス
課題(チケット)が持つことができる状態。課題はそれ以外に、課題フィールドとよばれる、複数の属性をもつ。
課題フィールド
課題がもつ属性。解決状況や、担当者(アサイニ)や報告者などがある。
担当者
課題フィールドの一つで、現在その課題に割り振られている人。アサイニ。課題にはそのほかに報告者という人もいる。
報告者
課題フィールドの一つで、その課題を作成した人。最後担当者を報告者に割り当てて確認してもらい完了するなどするときに使う。
トランジッション
ステータス間の方向性を持ったリンク。一つの状態から複数の選択肢がある場合には、複数のトランジッションを持たせることできる。トランジッションの名称は選択肢が一つしかないなら特に気にする必要はないが、複数ある時には、ステータス先を見て決めるよりもトランジッション名を見て決めるので、重要となる。
事後処理
トランジッションを行ったときに何か処理を行うかどうか。少なくともステータスは変更されるので一つ以上のの事後処理はあることになる。ステータスによって担当者が一人に決まるときは、ここに課題フィールドの変更として追加すればよい。
ワークフロースキーム
プロジェクトのステータスの種類を示す。ワークフロースキームというよりステータススキームといったほうが分りやすいだろう。アクティブであるということは現在プロジェクトで使われているということになる。コピーしたものは非アクティブとなる。また「ワークフローの追加」をすることで、「追加された」ワークフローはアクティブになり、これまで使っていたワークフローは非アクティブになる。このとき二つのワークフローステータスから新しいワークフローのステータスへ既存の課題を移し替える「調整」という作業が発生する。