29戦中29連勝の勝率の信頼区間を求める
背景
仕事でどうしても必要になった(嘘)
Wilson score interval で計算する。
早速だけど、下記の式を使ってみよう。
nakano-tomofumi.hatenablog.com
今回は、p = 0.05 で求める。標準正規分布の分位数はZ=1.96
となる。
よって、
UCB: (29+1.96*1.96/2+1.96*sqrt(29*(29-29)/29+1.96*1.96/4))/(29+1.96*1.96) LCB: (29+1.96*1.96/2-1.96*sqrt(29*(29-29)/29+1.96*1.96/4))/(29+1.96*1.96)
これを python でそれぞれ求める。
$ python >>> import math >>> (29+1.96*1.96/2+1.96*math.sqrt(29*(29-29)/29+1.96*1.96/4))/(29+1.96*1.96) 1.0 >>> (29+1.96*1.96/2-1.96*math.sqrt(29*(29-29)/29+1.96*1.96/4))/(29+1.96*1.96) 0.8830264055344441 >>>
勝率は 88.3%から100%(p=0.05)となった。
結論
勝率は 88.3%から100%(p=0.05)
信頼上限より大きくないから、片側の信頼区間は両側の信頼区間と同じである。
勝率は 88.3%以上(p=0.025)
でもいいかもしれない。